ポスター・チラシのキャッチコピーの作り方をプロが徹底解説

ポスター・チラシのキャッチコピーの作り方をプロが徹底解説

「目を引くキャッチコピーが思いつかない」と悩んでいませんか?

実は、商品やサービスの魅力が十分に伝わっていない原因は、内容そのものではなくキャッチコピーにあるケースも少なくありません。どれだけ優れた商品やサービスであっても、まず興味を持ってもらえなければ、その先の内容を読んでもらうことは難しいからです。

しかし、キャッチコピーはセンスだけで作るものではありません。役割や考え方、使える言葉や表現を理解することで、誰でも伝わりやすいキャッチコピーを作れるようになります。

本記事では、チラシ・ポスターにおけるキャッチコピーの役割から作り方、使える言葉や表現、避けるべきNG例まで詳しく解説します。

チラシ・ポスターにおけるキャッチコピーの役割

チラシやポスターにおいて、キャッチコピーは単なる見出しではありません。ここでは、チラシ・ポスターにおいてキャッチコピーが果たす主な役割について解説します。

興味を持ってもらう

キャッチコピーの最も重要な役割の一つが、読み手の興味を引くことです。

チラシやポスターは、多くの場合、自ら情報を探している人ではなく、偶然目にした人へ情報を届ける媒体です。そのため、どれだけ優れた商品やサービスであっても、まずは目を留めてもらわなければ内容を読んでもらうことはできません。

特に現代は、多くの広告や情報があふれているため、読み手は自分に関係がないと判断した情報を無意識に読み飛ばしています。

まずは立ち止まってもらい、続きを見てもらうことがキャッチコピーの重要な役割です。

お客様を絞り込む

多くの企業は、できるだけ多くの人にチラシやポスターを見てもらいたいと考えます。しかし、キャッチコピーの役割は単に多くの人の目を引くことではありません。

むしろ重要なのは、本当に商品やサービスを必要としている人に「自分に関係のある情報だ」と認識してもらうことです。

チラシやポスターは不特定多数の人の目に触れるため、誰に向けた情報なのかが分からないキャッチコピーは読み飛ばされてしまいます。また、誰にでも当てはまるような表現は、一見すると多くの人に届きそうに見えますが、結果として誰の心にも響かないケースも少なくありません。

キャッチコピーには人を集める役割だけでなく、誰のための商品やサービスなのかを明確にし、本当に届けたい相手へ情報を伝える役割もあるのです。

行動を後押しする

チラシやポスターの目的は、見てもらうことではなく、来店や問い合わせ、申し込みなどの行動につなげることです。

しかし、商品やサービスの特徴を並べるだけでは、読み手はなかなか行動を起こしません。多くの人が知りたいのは、「自分にどのようなメリットがあるのか」「どのような悩みを解決できるのか」という点だからです。

そのため、キャッチコピーでは商品の特徴だけでなく、その先にある理想の未来や得られる価値を伝えることが重要です。

もちろん、キャッチコピーだけで商品やサービスが売れるわけではありません。しかし、興味を持ってもらえなければ、その後の説明を読んでもらうこともできません。

だからこそ、キャッチコピーは単なる見出しではなく、読み手の行動を後押しする重要なきっかけになるのです。

チラシ・ポスターの良いキャッチコピーの作り方

キャッチコピーというと、センスや発想力が必要なものだと思われがちです。しかし、実際にはそうではありません。

  • 誰に(ターゲット)

  • 何を(ウリ)

  • どうやって(キャッチコピー)

キャッチコピーの言葉や表現そのものはターゲットやウリが定まってから決めることが重要です。

誰に伝えるのか(ターゲット)

最初に考えるべきなのはターゲットです。

チラシやポスターは不特定多数の人の目に触れる媒体です。そのため、多くの人に見てもらいたいという理由から、できるだけ幅広い層に向けたキャッチコピーを作ろうとするケースがあります。しかし、これはよくある失敗の一つです。

誰にでも当てはまるメッセージは、一見すると多くの人に届きそうに見えますが、結果として誰の心にも響かなくなります。

例えば、「住宅リフォーム受付中」という表現よりも、「築20年以上の住宅にお住まいの方へ」の方が、対象者は自分に関係のある情報だと認識しやすくなります。

まずは、どのような人に情報を届けたいのかを明確にすることが重要です。

何を伝えるのか(ウリ)

ターゲットが決まったら、次は何を伝えるのかを整理します。

ここで陥りやすいのが、「商品の魅力を全て伝えよう」としてしまうことです。

しかし、チラシやポスターは限られたスペースの中で情報を伝える媒体です。多くの情報を詰め込むほど、本当に伝えたい内容は埋もれてしまいます。

例えば、「創業50年」「職人による施工」「最短即日対応」「アフターフォロー完備」といった強みがあったとしても、それらを一度に伝えることはできません。

重要なのは、ターゲットが最も価値を感じるポイントを一つ選ぶことです。

キャッチコピーの役割は説明ではなく、興味を持つきっかけを作ることにあります。

どう伝えるのか(表現)

最後に考えるのが表現です。

キャッチコピーというと、独創的な言葉や強いインパクトを求める人も少なくありません。しかし、チラシやポスターにおいて重要なのは面白さではなく伝わりやすさです。

なぜなら、多くの人はチラシやポスターを数秒しか見ないからです。

その短い時間の中で内容を理解してもらうためには、複雑な表現よりも、一目で意味が伝わる言葉の方が効果的です。

また、優れたキャッチコピーは一度で完成するものではありません。実際には複数の案を作り、言葉を比較しながら磨き上げていくものです。

キャッチコピー作りで重要なのは、言葉のセンスを競うことではありません。ターゲットに正しく伝わるかどうかを基準に考えることが、本質的には最も重要だといえます。

チラシ・ポスターのキャッチコピーに使える言葉

キャッチコピーには絶対的な正解があるわけではありません。しかし、多くの人の注意を引き、内容を伝えやすくする言葉には一定の共通点があります。ここでは、キャッチコピーで活用される代表的な言葉について解説します。

具体的な数字

キャッチコピーで特に活用しやすいのが数字です。

数字には、曖昧な表現を具体的な情報へ変える力があります。人は具体的な情報ほど信頼しやすく、内容をイメージしやすくなるためです。

例えば、「お得なセール開催中」よりも「全品30%OFF」、「多くのお客様に選ばれています」よりも「累計利用者数10万人突破」の方が、内容を理解しやすくなります。

また、数字は文字の中でも目立ちやすいため、チラシやポスターを流し見している人の注意を引きやすいという特徴もあります。

価格や割引率、利用者数、満足度など数字で表現できる要素がないかを探すことが重要です。

オノマトペ

オノマトペとは、音や状態、感覚を言葉で表現したものです。

例えば、「軽い食感のお菓子」よりも「サクサク食感のお菓子」、「肌触りの良いタオル」よりも「ふわふわタオル」の方が、実際の使用感を瞬時にイメージできます。

オノマトペの強みは、短い言葉で多くの情報を伝えられることです。視認性が求められるチラシやポスターとの相性も良く、読み手の印象に残りやすい表現といえます。

一方で、多用すると幼い印象や安っぽい印象を与える場合もあります。そのため、ターゲットやブランドイメージに合わせて活用することが重要です。

気持ちを表す言葉

人は論理で納得し、感情で行動するといわれています。

そのため、商品の特徴を説明するだけでなく、感情に働きかける言葉を活用することも有効です。

例えば、「安心」「感動」「憧れ」「後悔」「不安」といった言葉は、人の感情と直接結び付いています。

また、「えっ?」「まさか」「知らなかった」といった感嘆表現も、読み手の注意を引くきっかけになります。

さらに、「美肌」よりも「思わず触れたくなる肌」、「旅行」よりも「一生忘れられない思い出」のように、感情や体験を想像させる表現も効果的です。

商品の機能だけでなく、その先にある感情や未来を伝えることが重要といえます。

業界用語・初耳の言葉・英語

人は知らない言葉や聞き慣れない言葉を見ると、「それは何だろう」と興味を持つ傾向があります。

そのため、業界用語や専門用語、英語を活用することで、読み手の注意を引ける場合があります。
例えば、美容業界であれば「エクソソーム」や「NMN」、ビジネス分野であれば「DX」や「リスキリング」といった言葉が代表例です。また、「アップデート」や「イノベーション」などの英語表現は、先進性や特別感を演出する際に活用されています。

課題に関連する言葉

キャッチコピーでは、商品やサービスの特徴よりも先に、読み手が抱える課題や願望を言葉にする方法があります。

人は自分に関係のない情報を無意識に読み飛ばしています。そのため、自分の悩みや関心事に関連する言葉には強く反応する傾向があります。

例えば、「肩こり」「猫背」「不眠」「集客」「売上」「合格」といった言葉は、それぞれ特定の悩みや目標と結び付いています。

「理想の体型へ」よりも「ダイエットが続かない方へ」、「売上アップを実現」よりも「集客に悩む店舗経営者の方へ」の方が、対象者は自分に関係のある情報だと認識しやすくなります。

キャッチコピーでは商品の魅力を伝えることも重要ですが、その前に「誰のどのような課題を解決するのか」を伝えることが重要です。

チラシ・ポスターのキャッチコピーに使える表現

キャッチコピーでは、何を伝えるかだけでなく、どのように伝えるかも重要です。同じ内容であっても、表現を変えるだけで読み手の反応が大きく変わることがあります。

ここでは、チラシやポスターで活用される代表的な表現を紹介します。

疑問形

疑問形は、読み手の思考を動かすための表現です。

例えば、「肩こり改善整体院」という表現と「その肩こり、放置していませんか?」という表現を比べてみてください。後者の方が、自分自身の状況と結び付けて考えやすいのではないでしょうか。

お客様は必ずしも商品を探しているわけではありません。多くの場合、自分が抱えている課題や悩みに関心を持っています。そのため、いきなり解決策を提示するよりも、まずは課題を認識してもらう方が効果的なケースは多いです。

特にチラシやポスターは、数秒で読むかどうかが判断される媒体です。まずは立ち止まってもらい、「それ、自分のことかもしれない」と感じてもらう必要があります。

疑問形は、読み手の思考を動かし、キャッチコピーへ目を向けてもらうための有効な表現といえます。

希少性・限定

人は、いつでも手に入るものよりも、限られた条件でしか手に入らないものを魅力的に感じる傾向があります。

これは商品やサービスそのものの価値が変わるからではありません。機会が限られることで、「今行動しなければ手に入らないかもしれない」という心理が働くためです。これを心理学では、プロスペクト理論といいます。

例えば、「人気商品販売中」よりも「先着100名様限定」、「特別メニュー提供中」よりも「今月末までの限定メニュー」の方が「チャンスを逃して損をしたくない」という心理が働き、実際の行動につながります。

チラシやポスターは興味を持ってもらうだけでなく、来店や申し込みといった行動を促すことも目的の一つです。そのため、希少性を活用して行動する理由を作ることには大きな意味があります。

ただし、実際には限定ではないにもかかわらず希少性を演出することは避けるべきです。短期的には反応が取れたとしても、長期的には信頼を失う原因になります。

名指し

名指しとは、特定の人や属性に向けて呼びかける表現です。

多くの人は、自分に関係のない情報を無意識に読み飛ばしています。そのため、チラシやポスターでは「誰に向けた情報なのか」を明確にすることが重要です。

例えば、「英会話教室生徒募集」よりも「海外出張を控えている方へ」と伝えた方が、対象者は自分に関係のある情報だと認識します。

一見すると間口を狭めているように見えるかもしれません。しかし、本当に届けたい相手を明確にすることが、結果として反応率の向上につながります。

否定形

キャッチコピーでは、あえて否定的な表現を使う方法があります。

通常、広告では商品の魅力やメリットを伝えることが一般的です。そのため、否定形は読み手の予想を裏切り、「なぜだろう」と考えさせる効果があります。

例えば、「高品質な住宅です」よりも「安さだけで住宅を選ばないでください」、「おすすめの商品です」よりも「誰にでもおすすめできる商品ではありません」の方が、内容が気になります。

人は自分の常識と異なる情報に出会うと、その理由を知りたくなるものです。否定形は、その心理を利用した表現といえるでしょう。

ただし、否定形は使い方を誤ると反感や不信感につながる可能性があります。そのため、なぜそのような表現をしているのかをその後の説明でしっかり補足することが重要です。

実績

実績は、信頼を獲得するための代表的な表現です。

どれだけ優れた商品やサービスであっても、初めて知る人はその価値を判断できません。そのため、多くの人に選ばれている事実や長年の実績は、安心感を与える材料です。

例えば、「高品質なサービス」と伝えるよりも、「導入企業5,000社以上」や「創業50年」、「利用者満足度95%」と伝えた方が説得力は高まります。

また、チラシやポスターは掲載できる情報量に限りがあります。そのため、商品の特徴を詳しく説明する代わりに、実績を示して信頼性を伝えるケースも少なくありません。これを心理学では、バンドワゴン効果といいます。

特に数字を伴う実績は客観性が高く、短い言葉でも価値を伝えやすいという特徴があります。限られたスペースの中で信頼を獲得したい場合に有効な表現です。

やってはいけないNGキャッチコピー

成果につながりにくいキャッチコピーにも典型的なパターンも存在します。ここでは、よくある失敗例を紹介します。

抽象的すぎる

キャッチコピーでよく見かけるのが、抽象的な言葉だけで構成された表現です。

例えば、次のような表現です。

  • 「未来を変えるサービス」

  • 「地域に貢献します」

  • 「新しい価値を創造する」

  • 「最高品質をお届け」

これらは間違っているわけではありません。しかし、多くの企業が同じような言葉を使っているため、読み手の印象に残りにくい点が問題です。「具体的に何をしてくれるのか」が分からないため、自分に関係のある情報だと認識されにくくなります。

チラシやポスターでは、抽象的な理念よりも読み手が具体的にイメージできる言葉を優先することが重要です。

専門的すぎる

前述のとおり、業界用語や専門用語、英語は読み手の興味を引くきっかけになる場合があります。しかし、専門用語を使えば使うほど良いというわけではありません。

チラシやポスターを見る人の多くは業界関係者ではなく、一般のお客様です。意味が分からない言葉が並んでいると、内容を理解しようとする前に読み飛ばされてしまう可能性があります。

重要なことは、専門用語を使うことではなく、ターゲットに伝わることです。

専門用語は興味を引くための入り口として活用しつつも、読み手が内容を理解できる表現になっているかを意識することが重要といえます。

説明的すぎる

自社の商品やサービスに強みが多い場合、「この特徴も伝えたい」「この実績も知ってほしい」と情報を詰め込みたくなるものです。

例えば、「創業30年の実績を持ち、全国対応でサポート体制も充実した業界最安水準のサービスです」といった表現です。

確かに、伝えている内容そのものに間違いはありません。しかし、チラシやポスターのキャッチコピーとして見ると、一瞬で内容を理解することは難しいでしょう。

前述のとおり、チラシやポスターは長文をじっくり読んでもらう媒体ではありません。読み手は短時間で「続きを見る価値があるか」を判断しています。キャッチコピーの役割は説明することではなく、興味を持ってもらうことです。

伝えたいことが複数ある場合でも、まずは最も魅力的な要素を一つに絞り込むことが重要です。

チラシ・ポスターでのキャッチコピーの見せ方

キャッチコピーというと、言葉選びばかりに意識が向きがちです。実際、どれだけ優れたキャッチコピーを考えたとしても、読み手の目に留まらなければ存在しないのと同じです。反対に、特別な言葉を使っていなくても見せ方次第で大きな反響につながるケースもあります。そのため、キャッチコピーは何を伝えるかだけでなく、どのように見せるかまで考えることが重要です。

目立たせるのは一つ

チラシやポスターでは、読み手の視線を誘導することが重要です。

多くの人は紙面全体を順番に読んでいるわけではありません。まず目に入った情報を見て、その後に気になった部分へ視線を移しています。

そのため、キャッチコピー、価格、キャンペーン情報などが同じ強さで配置されていると、どこから見れば良いのか分かりにくくなります。

例えば、スーパーのチラシでも、最も伝えたい商品や価格が大きく表示されていることが一般的です。これは読み手の視線を集めるための工夫です。

チラシやポスターでは、視線の入口となる情報を明確にすることが重要です。

まず見てほしい情報を決め、その情報が自然と目に入るデザインを意識することで、内容は伝わりやすくなります。

余白を味方にする

余白を見ると、「まだ情報を載せられる」と考える人も少なくありません。

しかし、余白は単なる空きスペースではなく、情報を伝えるための重要な要素です。

例えば、キャッチコピーの周囲に十分な余白がある場合と、文字や画像が密集している場合では、同じ言葉でも目に入ってくる印象が大きく異なります。また、余白には情報を整理する役割もあります。読み手は余白があることで内容を理解しやすくなり、視線の流れも自然になります。

情報を増やすことばかりを考えるのではなく、あえて余白を残すこともデザインの重要な考え方といえます。

統一感を意識する

チラシやポスターでは、キャッチコピーだけが優れていても十分な成果につながるとは限りません。

例えば、フォントの種類が多すぎたり、色使いに一貫性がなかったりすると、読み手は無意識のうちに読みにくさや違和感を感じます。反対に、デザイン全体に統一感があると、情報が整理されて見え、伝えたい内容も理解してもらいやすくなります。

また、キャッチコピーと写真、色、レイアウトが同じ方向性を持っていると、メッセージの説得力も高まります。

チラシやポスターは、キャッチコピー単体で成立するものではありません。デザイン全体で一つのメッセージを伝えるという視点を持つことが重要です。

チラシ・ポスターのキャッチコピーに関するQ&A

最後に、チラシ・ポスターのキャッチコピーに関するよくある質問とその解答を紹介します。

キャッチコピーの文字数はどのくらいが目安ですか?

明確な決まりはありません。

しかし、特にポスターは通行中に目に入るケースが多いため、一瞬で内容を理解できる長さが理想です。そのため、10〜15文字程度に収められると視認性が高くなります。

一方で、チラシは手に取って見てもらえるため、ポスターよりも長めの表現が使われることがあります。ただし、あまりに長くなると読む負担が増えてしまうため、20〜30文字程度を目安にするとよいでしょう。

もちろん、重要なのは文字数そのものではありません。10文字でも意味が伝わらなければ効果は期待できませんし、20文字を超えていても読みやすく伝わるキャッチコピーもあります。

まずは短く分かりやすく伝えることを意識し、その上で必要に応じて調整することが重要です。

定期的に刷新する場合、キャッチコピーも毎回変えるべき?

反応が出ているキャッチコピーであれば、無理に変更しない方が良いケースもあります。

なぜなら、キャッチコピーには商品の魅力を伝えるだけでなく、認知を積み重ねる役割もあるからです。頻繁にキャッチコピーを変更すると、読み手の記憶に残りにくくなり、せっかく築いた認知がリセットされてしまう可能性があります。一方で、デザインや写真、配色などを見直すことで、新鮮さを演出することは十分可能です。

もちろん、キャッチコピーを変更した方が良い場合もあります。例えば、反応が落ちてきた場合や季節キャンペーンを実施する場合、ターゲット層を変更する場合などです。

重要なことは、「新しくしたいから変える」のではなく、「変える理由があるから変える」という考え方です。まずは現在のキャッチコピーの成果を確認し、その上で変更の必要性を判断するとよいでしょう。

サブキャッチコピーとは?

サブキャッチコピーとは、メインとなるキャッチコピーを補足するための文章です。

チラシやポスターでは、まず大きなキャッチコピーで興味を引き、その後にサブキャッチコピーで内容を補足する構成がよく使われています。

例えば、キャッチコピーが「先着100名様限定!」だと、サブキャッチコピーは「創業20周年を記念して人気商品を特別価格でご提供」というイメージです。

キャッチコピーの役割は、読み手の注意を引くことです。一方で、短い言葉だけでは情報が不足する場合もあります。そこで活用されるのがサブキャッチコピーです。

特にチラシやポスターでは、限られたスペースの中で情報を伝える必要があります。そのため、キャッチコピーとサブキャッチコピーを組み合わせると情報に強弱を付けられます。